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「電気ストーブの電気代って、1時間いくら?」「毎日使うと、月の負担はどのくらい?」
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寒い朝や、ひと息つきたい夜は、暖かく過ごしたいですよね。でも、あとから電気料金を見て驚くのは避けたいところ。
結論からいうと、1000Wを一定で使うなら、1時間約31円が目安です。山善・ダイキンの公式が使う目安単価31円/kWh(税込)で計算した金額で、実際は契約・料金プランによって変わります。
毎日使うなら、強い設定の金額だけで決めず、ふだん選びそうな出力と使う時間を組み合わせるのがコツ。朝の支度と夜のくつろぎ、どちらで使いたいかを思い浮かべてみてください。
先に押さえたい6つのポイント
- 電気代の試算式は「消費電力W÷1000×使用時間×31円/kWh」
- 1日8時間は、朝晩などに分けた合計。つけっぱなしの提案ではありません
- 出力の切替はアラジンが1000Wと700〜300W、山善が300・750・1200W
- コロナは通常運転1150〜330W、ダイキンは250〜1100Wの範囲
- 一定出力での試算と、ゆらぎ・センサー・温度モードなどの実際の運転は分けて考える
- タイマーや自動停止に任せきりにせず、機種ごとの電源・設置条件も大切に
電気ストーブの電気代は?1000Wなら1時間約31円が目安

①まずは1000W・1時間の目安から
1000Wを一定で1時間使うと約31円。電気代は、使う出力と時間をセットにすると考えやすいんです。
たとえばアラジンのCAH-2G10Gは最大1000Wで、700〜300Wにも切り替えられます。31円/kWhで計算すると、300Wを一定で1時間使った場合は約9.3円です。
同じ機種でも、どの設定を使うかで試算額は変わります。「電気ストーブなら毎回同じ金額」というわけではないんですよね。
朝の身支度の間だけ使うのか、夜に座っている間も使うのか。まずはスイッチを入れる場面と、切る場面をひと組で考えると、自分に必要な使用時間が見えてきます。
選ぶときは最大出力の金額に加えて、弱めの設定もチェック。CAH-2G10Gのように出力を細かく選べる機種なら、自分が調整しながら使いたいかも判断材料になります。
電気代の計算式と31円/kWhの前提
②単価と時間をそろえて計算する
試算式は「消費電力W÷1000×使用時間×31円/kWh」。31円/kWh(税込)を共通の前提にします。
この単価は、山善とダイキンが公式の電気代目安に使っているものです。実際の電気代は契約する電力会社や料金プランで変わるので、請求額そのものを約束する金額ではありません。
アラジンの1000Wなら「1000÷1000×1時間×31」で約31円です。自宅の単価で見積もりたいときは、式の31円/kWhを契約に合う単価へ置き換えます。
1日8時間は、朝晩などに分けた使用時間の合計です。30日の金額は、その合計8時間の使い方を30日続けると仮定した試算になります。
家計と照らすなら、まず「自分は毎日その長さで使うかな?」と考えてみてください。使わない日まで30日分に含めて心配するより、予定している使い方を式に入れるほうが判断しやすいです。
4機種の電気代|強弱別の1時間・1日8時間・30日の目安

③最大と弱めの設定を並べて選ぶ
4機種とも、出力の選び方で試算額が変わります。強い設定だけでなく、弱めに使う場面も合わせて比べるのがコツです。
下の表は、表示した出力を一定で保って動かし続けた場合の試算です。1日8時間は朝晩などに分けた合計、30日は1日8時間×30日で、実際の自動制御による増減は含めていません。
アラジンとコロナの金額は、31円/kWhで計算すると、という条件付きの目安です。
| 機種・出力 | 1時間 | 1日8時間・30日 |
|---|---|---|
| アラジン CAH-2G10G/1000W | 約31円 | 約248円/約7,440円 |
| アラジン CAH-2G10G/700W | 約21.7円 | 約174円/約5,208円 |
| アラジン CAH-2G10G/300W | 約9.3円 | 約74円/約2,232円 |
| 山善 DBC-L123/1200W | 約37.2円 | 約298円/約8,928円 |
| 山善 DBC-L123/750W | 約23.2円 | 約186円/約5,580円 |
| 山善 DBC-L123/300W | 約9.3円 | 約74円/約2,232円 |
| コロナ DH-1226R/1150W | 約35.7円 | 約285円/約8,556円 |
| コロナ DH-1226R/330W | 約10.2円 | 約82円/約2,455円 |
| ダイキン ERFT116AS-T/1100W | 約34.1円 | 約273円/約8,184円 |
| ダイキン ERFT116AS-T/250W | 約7.75円 | 約62円/約1,860円 |
アラジンは700〜300Wの間を50W刻みで調節でき、この範囲の一定出力での試算額はW数に比例します。700Wと1000Wの間も同じ刻みで選べる、という意味ではないので、ここは見分けたいですね。
山善は300・750・1200Wの3段階です。朝と夜で設定を変えるつもりなら、ずっと最大で使う行だけを月の予算にする必要はありません。
コロナの通常運転は1150〜330Wで、温度調節はHを含む11段階。中間段階のW数は公式に載っていないため、段階の番号から金額を割り振る使い方は避けます。
コロナのゆらぎ運転は820〜200Wで、定期的にパワーをセーブする運転です。時間とともに電力が変わるため、この一定出力の表には入れていません。
ダイキンの250Wの行も、能力を一定と仮定した計算上の目安です。通電時間で能力を調節する仕組みなので、低い設定でも最大値の電流が流れる点は、金額とは分けて押さえます。
電気代の表で候補が絞れたら、次は調節のしやすさも合わせて考える番。毎回こまめに切り替える使い方が自分に合うか、そこまで想像すると選びやすいです。
自動運転と使用時間で変わる電気代の見方
④自動制御と合計時間を分けて考える
表の金額と実際の電気代は、同じになるとは限りません。自動制御や、実際に使った時間で変わるんです。
コロナのゆらぎ運転は定期的にパワーをセーブし、速暖でオート運転はヒーターが冷えているときに設定より高い能力で立ち上げます。「弱めの設定だから、最初から最後まで同じ電力」とは限りません。
ダイキンには人感センサー・温度・リズム・速暖の各モードがあります。温度モードは室温が約22℃に達すると設定に応じて消費電力を抑えるので、一定出力の試算とは条件が違います。
アラジンのecoモードも、温度センサーを使い、室内温度が約22℃になると自動でパワーセーブします。こうした運転を使う予定なら、表は予算を考える出発点にして、削減額までは決めつけないのがよさそうです。
朝の支度と夜の読書を合わせて8時間、という数え方なら、途中で電源を切った時間は含めません。合計時間と、連続して運転する時間は別なんですよね。
8時間の試算は連続使用の案内ではありません
- コロナDH-1226RとダイキンERFT116AS-Tには、消し忘れ防止6時間タイマーがあります
- アラジンCAH-2G10Gは8時間で自動オフになります。就寝中には使わないでください
- 山善DBC-L123は、就寝中・外出中に使わないよう指定されています
電気代が高く感じる理由|出力・使用時間・暖める範囲

⑤出力だけでなく暖めたい場所も考える
電気代が気になるときは、高い出力で長く使っていないかと、暖めたい範囲が使い方に合っているかを見直します。
一定出力の試算では、W数と使用時間が増えるほど金額も増えます。暖かさが足りないと感じて強いまま長く使う予定なら、その条件の行を予算に当てはめたいですね。
山善はDBC-L123を、部屋全体を暖める製品ではなく局所暖房に適する製品と説明しています。リビング全体を暖めたい期待で選ぶなら、この用途の違いは見過ごせません。
コロナはコアヒートの輻射熱を、空気ではなく熱が当たったものを直接暖める方式と説明しています。自分が過ごす場所で使うのか、空間全体の暖房を求めるのかを先に考える材料になります。
アラジンの「0.2秒」はヒーターの起動・暖まり始めの案内です。室内全体が0.2秒で暖まるという意味ではないので、短時間で部屋全体を暖めたい期待とは分けて考えます。
どこを暖めたいかが決まれば、出力の数字も選びやすくなります。機能が多いかどうかより、朝の支度中なのか、夜の定位置なのか、自分の場面に合うことを優先してみてください。
電気代を抑えやすい使い方|パワー切替・タイマー・センサー
⑥出力調節と切り忘れ対策を使い分ける
必要な暖かさに合わせて出力を選び、使い終わりには切る。タイマーやセンサーは、その習慣を助ける機能として選びます。
アラジンは1000Wと700〜300Wを選べて、切タイマーは30分〜8時間を30分刻みで設定できます。運転開始時には8時間が自動でセットされるので、もっと短く使う日は使い終わる予定に合わせて設定を変えるとよいですね。
コロナは不在を検知すると微弱運転後に停止する省エネセンサーを備えます。ダイキンは人感センサー使用時、不在を検知すると15分後に自動停止する仕組みです。
ダイキンの切タイマーは30分・1時間・2時間・4時間・6時間です。夜に起きて本を読むなど、使い終わる時間を決められる人は、選べる時間も機種選びの材料になります。
山善DBC-L123の切タイマーは「—(公式に記載なし)」。サーモスタットは内部温度の異常上昇時に電源を切る安全装置なので、室温を保つための節電機能と取り違えないでくださいね。
電源のつなぎ方は機種ごとに守ってください
- アラジンCAH-2G10Gは定格15A以上のコンセントを単独で使用。延長コード・タコ足配線はしないでください
- 山善DBC-L123は交流100V・定格15A以上のコンセントを単独で使用。延長コード・タコ足配線はしないでください
- ダイキンERFT116AS-Tも、延長コード・タコ足配線をしないよう注意されています
出力を下げても、設置距離は縮めません
- アラジンCAH-2G10Gは上1m以上・前1m以上・横30cm以上・後5cm以上。首振り方向を変える場合は縦向き20cm以上・横向き35cm以上離して設置します
- 山善DBC-L123は前方の燃えやすいものから100cm以上離し、左右の片側を開放します。首振り中も周囲との距離を保ってください
- アラジンCAH-2G10Gは就寝中に使用しないでください。山善DBC-L123は就寝中・外出中に使用しないでください
4機種の見方|ヒーターの構成と出力調節・自動停止

⑦方式名より調節の仕方と停止機能で選ぶ
4機種は、ヒーターの名前だけで電気代の安さを決めず、出力の選び方と自動制御が暮らしに合うかで比べます。
アラジンCAH-2G10Gの公式名称は「遠赤グラファイトヒーター(2灯管)」で、グラファイトeヒータを採用しています。1000Wに加え700〜300Wを50W刻みで調節できるので、自分で細かく合わせたい人の候補です。
朝は短く、夜は様子を見ながら使いたいなら、出力調節と30分刻みの切タイマーをどう組み合わせるかも考えどころ。自分で設定を選ぶ使い方が合うか、そこを基準にできます。
▼ CAH-2G10Gを詳しく見てみる ▼
山善DBC-L123は中央にカーボンヒーター1本、両端にシーズヒーター2本を備えたハイブリッド暖房です。300・750・1200Wの3段階なので、細かな刻みより、使う段階を絞って選びたい人は候補にしやすいですね。
座る場所で使う予定なら、まず局所暖房という用途に合うかを判断。部屋全体を暖めたいなら、その期待のまま選ぶのは見送ったほうがよさそうです。
▼ DBC-L123を詳しく見てみる ▼
コロナDH-1226Rの公式表記は「遠赤塗装BC(ブラックセラミック)コーティングシーズヒーター」。Hを含む11段階の調節に加え、ゆらぎ運転や不在時の省エネセンサーを使いたいかが選ぶポイントです。
座って過ごす時間に、手動の調節と自動運転の両方を使いたい人は候補に。細かな段階ごとの金額より、どう運転させるかを重視すると迷いにくいです。
▼ DH-1226Rを詳しく見てみる ▼
ダイキンERFT116AS-Tは遠赤外線を利用する輻射式暖房機で、セラミックコーティングシーズヒーター2本を備えます。250〜1100Wの可変制御に加え、人感センサーや温度モードを使いたい人の候補です。
離席がある使い方なら、人感センサーで不在を検知してから停止するまでの15分も考える材料です。使わないと決めたときは自分で切る、という使い方と合わせて選びたいですね。
▼ ERFT116AS-Tを詳しく見てみる ▼
「グラファイト」「シーズ」「遠赤外線」は、ここでは別々に切り分けられる方式名ではありません。遠赤外線を利用する説明とシーズヒーターという構成が重なる機種もあるので、名前の印象だけで安さを決めないのがコツです。
候補が絞れたら、置く場所から電源へどうつなぐかもチェック。アラジンCAH-2G10G・山善DBC-L123・ダイキンERFT116AS-Tの電源の注意は、前の囲みも合わせて押さえておくと安心です。
電気ストーブの電気代でよくある質問
⑧表示やセンサーで迷いやすい点を解消する
表示のW数やセンサーの動きは、電気代を考えるときに迷いやすいところ。機種ごとの仕組みを知ると、選ぶときの勘違いを減らせます。
読書中もセンサーに任せたいのか、出力表示を見ながら自分で調節したいのか。使う姿を思い浮かべて、気になる項目から読んでみてください。
- ダイキンの最小250Wなのに、表示が300Wなのはなぜ?
- ERFT116AS-Tのデジタル表示は100W単位で、250Wは300Wと表示されます。最小設定で300Wと出ても、その表示だけで消費電力を300Wに置き換えて計算しなくて大丈夫です。
- 山善の300Wでは、どのヒーターが動く?
- DBC-L123の300Wは中央のカーボンヒーターだけに通電します。750Wは中央と右のシーズヒーター、1200Wは3本すべてに通電する切替です。
- ダイキンの人感センサーは、座っていても必ず検知する?
- 必ず検知するとは限りません。犬・猫にも反応し、動きが少ない場合や厚手の服では人を検知できない場合があるので、静かに読書するつもりなら、この点も選ぶ材料になります。
- 待機中の電力も、暖房中と同じ?
- 同じではありません。コロナDH-1226Rの待機時消費電力は0.5W、ダイキンERFT116AS-Tは約0.5Wで、暖房中の出力とは別の数値です。
- セラムヒートの畳数は、ハイブリッドセラムヒートと同じと考えていい?
- 同じとして選ばないでください。ダイキンの仕様一覧にある適用床面積の目安はハイブリッドセラムヒート用で、セラムヒート用の畳数としては記載されていません。
電気ストーブの電気代まとめ
電気ストーブの電気代は、出力と使う時間から考えるのが近道です。1000Wを一定で1時間使うなら、31円/kWhで計算すると約31円になります。
買う前に決めておきたいこと
- 朝晩など、いつ使い始めていつ切るかを考える
- 最大出力の金額だけでなく、ふだん使う弱めの設定も見る
- 細かな手動調節と、自動制御のどちらを使いたいか考える
- 置く場所が、その機種の設置距離と電源条件に合うかを確かめる
細かく出力を選びたいなら、1000Wと700〜300Wを使い分けられるCAH-2G10Gが候補です。30分刻みの切タイマーも、朝の支度や夜のくつろぎ時間にどう使うかを考える材料になります。
暖めたい場面と、使い終わりを先に決める。そこが合う一台なら、毎日の使い方も想像しやすくなりますよ。
▼ CAH-2G10Gを詳しく見てみる ▼
