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Archer BE805とBE7200は、どちらもWi-Fi 7対応ですが、単純な新旧や速度違いではありません。差額を払う意味は、6GHz対応端末と10G対応機器を同時に使うかどうかで大きく変わります。
結論は、6GHzと10G WAN・10G LANの同時利用が必要ならBE805、それ以外はBE7200が過不足を抑えやすいです。公称速度の合計だけでなく、自宅の端末と配線へ置き換えて比較します。
最初に確認する4項目
- 6GHz対応のスマートフォンやPCがあるか
- 10G回線と10G対応NAS・PCを同時に直結するか
- USB機器を2台つなぐ予定があるか
- 横置きや壁掛けが必要か
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Archer BE805とBE7200の違いは6GHzと10G有線構成を比較
BE805は6GHz・5GHz・2.4GHzのトライバンドで最大19Gbps、BE7200は5GHz・2.4GHzのデュアルバンドで最大7.2Gbpsです。ただし、この合計値がそのまま1台の端末やインターネット通信で出るわけではありません。帯域を分けて複数端末を収容する余裕として見るのが適切です。
| 帯域 | 6GHz+5GHz+2.4GHz | 5GHz+2.4GHz |
| 公称合計 | 最大19Gbps | 最大7.2Gbps |
| 10G端子 | WAN 1基+LAN 1基 | WAN/LAN兼用 1基 |
| そのほかの高速端子 | 1G LAN×4 | 2.5G WAN/LAN×1+1G LAN×3 |
| ストリーム | 12 | 8 |
| USB 3.0 | 2基 | 1基 |
最大の構造差は、BE805が10G回線をWANへつなぎながら、別の10G LANでNASやPCへ接続できることです。BE7200は10G端子が兼用1基なので、WANに使えばLAN側の最速端子は2.5Gになります。

6GHz対応端末があるならBE805の強みが出る
BE805の6GHz帯は、対応端末だけが使える別の通り道です。5GHz帯が近隣Wi-Fiや家族の端末で混みやすい環境では、対応PCやスマートフォンを6GHzへ逃がせることが利点になります。Wi-Fi 7の320MHz幅を活かしたい場合もBE805が候補です。
反対に、手持ち端末がすべて5GHzまでなら、6GHz分の性能は購入直後には使えません。端末の型番から対応周波数を確認し、次の買い替え時期まで考えて判断しましょう。
BE805を選ぶ意味が大きいケース
- 6GHz対応端末をすでに複数台持っている
- 集合住宅などで5GHz帯の混雑を避けたい
- 数年以内に6GHz対応端末へ買い替える
- 無線バックホールを含め帯域の余裕を重視する
10G回線と10G機器を同時につなぐならBE805
10G回線を契約していても、閲覧や動画視聴だけなら10G LANを常時使い切る場面は多くありません。差が出やすいのは、大容量動画を扱うPCと10G対応NASの間で転送しながら、インターネット側にも10Gを確保したい場合です。BE805なら10G WANと10G LANを分けられます。
BE7200でも、10G端子を宅内LANへ回し、2.5G端子を回線側へ使う構成は可能です。契約回線が2.5G以下なら、この形で十分な家庭も多いでしょう。1G端子しか持たないテレビやゲーム機は、どちらを選んでも1G LANへ接続できます。
▼ 10G WANとLANを分けられるBE805を見る ▼

設置しやすさとIPv6 IPoE時の機能制限を確認
BE7200は縦置きに加え、横置きや壁掛けにも対応し、棚や壁面へ逃がしやすい設計です。BE805はアンテナ10本を内蔵する上位機なので、設置場所では本体寸法だけでなく、ケーブルを曲げる余白と放熱も考えます。ルーターは床や収納内へ隠すより、家の中央に近い開けた場所へ置くほうが電波を届けやすくなります。
両機種ともTetherアプリ、MLO、EasyMesh、主要なIPv6 IPoE方式に対応します。一方、IPv6 IPoE接続時やブリッジモード時はHomeShieldとVPN機能に制限があります。ルーター機能を細かく使う人は、契約プロバイダーの方式と必要機能を購入前に確認してください。
置き換え前の確認
- 現在のONUとルーターの接続方式
- ケーブルがCat6Aなど必要速度に対応するか
- 本体周囲に放熱と配線の余白があるか
- IPoE利用時にHomeShieldやVPNを使うか
Archer BE805とBE7200は利用機器から選ぶ
BE805がおすすめなのは、6GHz対応端末を持ち、10G回線と10G対応NAS・PCを同時につなぐ人です。USBを2基使いたい場合や、12ストリームの余裕を重視する大人数の家庭にも理由があります。BE7200は、6GHzが不要で、2.5G回線や高速な5GHz通信を中心に使う人へ向きます。
- BE805なら必ずBE7200より2倍以上速いですか?
- いいえ。公称合計は帯域とストリームの合計で、1台の実測速度は端末、距離、回線、干渉に左右されます。
- 6GHzは従来の端末でも使えますか?
- 端末側の6GHz対応が必要です。非対応端末は5GHzまたは2.4GHzへ接続します。
- 1G回線でBE805を選ぶ意味はありますか?
- 多数端末、6GHz、10G宅内LANなど回線速度以外に目的があれば意味があります。なければBE7200や下位機でも十分な可能性があります。
まとめ
Archer BE805とBE7200の差は、6GHzと10G WAN・10G LANを同時に使うかどうかです。型番の上位下位ではなく、対応端末と配線図から選ぶと余分な性能へ払いすぎません。
選択の軸は、今ある機器に必要な端子を一つずつ確認することです。使わない帯域やポートのために上位機を選ぶ必要はありません。
- 6GHz端末+10G機器ならBE805
- 5GHz中心+2.5G回線ならBE7200
- IPoE利用時は機能制限も確認
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